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小児科

小児科|国立の森ファミリークリニック|国立駅3分|消化器肝臓内科・内視鏡

小児科

小児科

咳、鼻水、発熱、腹痛、嘔吐、下痢などの症状やアレルギー疾患(ぜんそく、じん麻疹、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎など)に対応させていただきます。
1日でも早くお子様が回復して日常生活に戻れるようサポートいたします。
小児科専門医の診断やさらに高度な医療・入院が必要と思われるお子様には、適切な医療機関にご紹介させていただきます。 予防接種スケジュール相談などもお受けしております。

咳・鼻汁

お子様の病気の中でも一番多いのが風邪です。鼻やのどに感染がおこり炎症を起こします。症状は、咳、鼻水、鼻づまり、軽度ののどの痛みや発熱などで、原因の9割以上がウイルスによるものです。
10歳未満であれば3~7回/年ほど症状が出ることもあります。
1週間以内に元気になることがほとんどですが、咳・鼻汁の症状は2週間以上持続する場合もあります。鼻汁の色や状態なども教えていただけますと診断の助けになります。
症状と原因にもよりますが、ウイルス感染による咳は肺の痰を吐き出したり、空気の通り道を開通させるための生体防御反応です。それゆえに多くの場合、特に1歳未満には咳止めのお薬はお勧めしません。まれに肺炎に進行する場合もありますので、熱を含めた症状の経過をしっかり観察することが重要です。

発熱

発熱

お子様が熱を出すと心配になりますが、小さなお子様はまだ体温調整機能が発達段階にありますので、小学校入学くらいまではよく発熱したり、環境温度によっては低体温になったりすることがあります。
発熱は感染症からからだを守ろうとするからだの防御反応になりますので、解熱剤で熱を下げたところで病気自体がなくなるわけではありません。お子様の場合はとくに熱の高さと病気の重症度は比例するものではありませんので、無理にお薬を飲ませるのではなく自然治癒で経過を観察することも重要です。また熱はそれほど高くないけど、微熱が長く続き肺炎など重症になる場合もあります。様子をみながら、慌てず冷静に受診をお勧めします。普段のお子様のご様子をよくご存じであるご家族の「いつもと様子が違う」などの観察が大切になってまいります。
解熱薬(アセトアミノフェン)は38℃以上の発熱があり、お子様が辛そうであれば内服(嘔吐を伴うときは座薬)させてあげると楽になることが多いです。しかし6ヶ月未満のお子様は解熱薬を使用すると状況がよく分からなくなる可能性もあるため、解熱薬を使用せずに受診してくださいますようお願いします。

予防接種後の発熱

予防接種後に発熱したり、接種部位が腫れたり、接種部位が赤くなったりすることがあります。発熱や関節を超える腫脹、ぐったりするなどあればすぐにご連絡ください。

腹痛

腹痛

お子様が訴える痛みで一番多いのが腹痛です。腹痛は比較的軽症の急性胃腸炎や便秘症から、重篤で緊急の対応が必要な病気(急性虫垂炎や腹膜炎、腸閉そくなど)まで、さまざまな原因で起こります。
2歳以下の乳幼児は、はっきりとした腹痛を訴えることができないので、ただ機嫌が悪く泣いている場合もあります。
便秘は病状としては軽症ですが、子どもにとっては、激しい痛みを伴う場合があり、腹痛は病状の重症度と痛みの程度が一致しないことがありますので、嘔吐や下痢といった他の症状の経過観察が必要になります。受診される場合は、これらの症状の経過を医師にお伝えください。

嘔吐

嘔吐は、口から出た内容物の状態や伴うほかの症状によってさまざまな病気が考えられます。お子様によっては、とくに病気ではなく反射的に嘔吐しやすいこともございますので、まずはお子様のご様子をよく観察し、嘔吐されたものの状態を教えていただきたいと思います。
吐いたあとも、少しずつ水分をとることができ、あまり苦しそうでなければ、心配はないことが多いですが、嘔吐後数十分してもぐったりの状態が続く、火がついたように激しく泣く、血便などが見られる、頭痛があるなどの場合は緊急を要することがございます。
また、嘔吐のときは脱水症状にも注意が必要です。お子様はとくに脱水になりやすいです。嘔吐直後は気持ちも悪いので数十分は休ませて、吐き気がおさまってきたら経口補水液などを少量ずつ頻回に飲ませてあげてください。
食事は、消化に良いものを選び、食べられれば少量ずつ食べても問題ありません。
固形の食べ物がまったく食べられない場合、飲み物による水分補給のみとなりますがどのくらい水分が取れているかなどもお知らせいただけると有難いです。

下痢

お子様の病気の中でも風邪の次に多いのが下痢です。長い場合は2週間以上持続するときもあります。一般的に下痢止めと称する薬はお勧めできない場合が多いです。
下痢の場合は、便の状態をよく観察しておいてください。少し柔らかい程度の下痢か、水のように流れるほどなのか、血液や粘液は混じっていないか、腐敗したような臭いはないか、白っぽくないかなどを確かめましょう。
血便、粘血便(粘液の混じった血便)、白色便、食物が全く消化されていない便などであれば、写真を撮ってそれを医師に見せていただけますと診断の助けになります。また、お子様の機嫌はどうか、ぐったりはしていないか、嘔吐はないかなどもよく観察しておいてください。
下痢が続くと、栄養が足りなくなってしまうのではないかと心配になりますが、まずは脱水にならないようにこまめに水分摂取することと、消化の良い食事を少量ずつ食べることが重要です。

小児アレルギー

小児アレルギー

当院では小児アレルギーの診療もおこなっております。アレルギーとは、身体を守るための免疫という仕組みが過剰に反応してしまうことで引き起こされ、かえって身体に害を及ぼしてしまうことを言います。アレルギーを引き起こす物質「アレルゲン」が体内に入ることで様々な症状を引き起こします。
気管支喘息、蕁麻疹、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎などが代表的なものです。

  • 食べることで症状をだすもの:鶏卵、乳製品、小麦、ピーナッツなど
  • 吸い込むことで症状をだすもの:ダニ、ホコリ、花粉、動物のフケなど

当院では、こういったアレルゲンの検査を血液検査でおこなっています。
お話しの内容や検査結果からアレルギーの原因をつきとめ、それぞれに対応した治療をおこなっていくことが重要です。

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